【新聞ウォッチ】東京都、「排ガス浄化装置」不正販売で三井物産を刑事告発へ

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年11月30日付

●ミサワホーム支援、トヨタ社長「検討する」(読売・10面)

●ガソリン卸値、下落(読売・11面)

●人気回帰、車の色、主役は白・黒・銀(朝日・15面)

●ヤミ改修、元社長と相談、三菱自公判、元副社長が証言(朝日・38面)

●車輪1キロ「暴走」バス直撃、東名高速、重さは140キロ、弾んで屋根へ(朝日・39面)

●都、三井物産告発へ、DPF不正販売詐欺罪など(産経・2面)

●ダイハツ「ミラジーノ」5年半ぶり全面改良。こだわりの上質感(産経・8面)

●日本交通、運転手は禁煙、違反なら乗務停止も(産経・9面)

●自動車鋼板、住金、生産能力3割増、250億円投資、めっき設備新設(日経・1面)

●日産と横浜マリノス、MM21地区にサッカー施設、2006年までに、集客に弾み(日経・37面)

ひとくちコメント

三井物産が排ガス浄化装置のデータをねつ造していた問題で、東京都は同社に補助金をだまし取られたことになるとの見方を強め、詐欺などの疑いで警視庁に告訴する方針を明らかにした。きょうの日経など各紙が社会面で取り上げている。

また、都は同社を相手に損害賠償請求訴訟を起こすことも検討しており、装置交換時の事業者への休業補償も求める方針だ。また、東京、千葉、埼玉、神奈川4都県は29日対策会議を開き、同社製品の指定を取り消すことで合意した。

東京によると、三井物産の槍田松瑩社長は事件発覚後「お詫び行脚」を続けているそうだが、無償交換のスケジュールも明示せず、「不正装置」は事実上放置されたままだという。

《福田俊之》

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