日産、部品系列化で転換?! カルソニックを連結子会社化

自動車 ビジネス 企業動向

日産自動車は11月30日、主要取引部品メーカーであるカルソニックカンセイが実施する第3者割当増資を全額引き受け、同社を連結子会社にすると発表した。

カルソニックは、コックピット(インパネ)やフロントエンドなどのモジュール部品を手掛けており、日産は生産体制の効率化推進の一環として子会社化すると説明している。

増資の株式数は5200万株で払い込み期間は2005年1月11日。増資引き受けによって日産の出資比率は27.6%から41.7%となる。

日産は1999年秋に発表した再建計画「NRP」で、部品メーカーを含む保有株のほとんどを売却、部品の系列見直しに大胆に取り組んできた。カルソニックカンセイと並ぶ有力メーカーであったユニシアジェックスも日立製作所に売却(04年10月に日立が吸収合併)している。

カルソニックカンセイもNRP発表時には売却対象となっていたものの、その後見送られていた。

これで日産の連結対象の部品・コンポーネンツメーカーは、ジヤトコ、愛知機械、日産工機を含む4社となる。日産は今後も部品メーカーの子会社化について「検討していく」としており、系列方針の軌道修正を図るものと見られる。

《池原照雄》

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