警視庁前、警備中の警官がクルマにはねられ重傷

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11月30日、東京都千代田区内の国道で、道路に落ちていたゴミ袋を拾おうとした警察官がクルマにはねられ、左足の大腿部を骨折する重傷を負った。

警察では事故を起こした53歳の男性から業務上過失傷害容疑で事情を聞いているが、現段階では警官自身の過失が大きいとみられている。

警視庁・麹町署、同・第2機動隊によると、事故が起きたのは11月30日の午後7時55分ごろ。

千代田区霞が関2丁目付近の国道20号線で、警視庁正門の警備を行っていた第2機動隊に所属する24歳の巡査長が、道路中央部付近にペットボトルや空き缶などの入った大きめのゴミ袋が落ちているのを発見した。

国道を走るクルマの通行にも支障を与えると同時に、危険物の可能性もあったことから回収を決断。同僚の警察官に手前側の車線規制を依頼し、道路を横断して対向車線側に落ちていたゴミ袋を拾おうとした。

しかし、対向車線側は規制されておらず、屈みこんだ巡査長に対して53歳の男性が運転する軽自動車が衝突した。巡査長はこのクルマにはねられ、左足の大腿部の骨を折る重傷を負っている。

警察ではクルマを運転していた男性から業務上過失傷害容疑で事情を聞いているが、負傷した巡査長は交通規制を行う前に車線に立ち入っており、現段階では巡査長側の安全確認ミスが事故原因と指摘されている。

《石田真一》

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