路上のタイヤが二次災害…女児が意識不明

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石川県の北陸自動車道で、走行中のトラックが路上に落ちていたタイヤに乗り上げコントロールを失い、側壁や照明柱に激突する事故が起きた。この事故でトラックに同乗していた10歳の女児が意識不明の重体となっている。

石川県警・高速隊によると、事故が起きたのは3日の午前0時55分ごろ。加賀市新保町付近の北陸自動車道下り線で、43歳の男性が運転するトラックが路上に落ちていた乗用車用のタイヤに乗り上げ、ハンドルを取られて道路左側の側壁に激突した。

トラックは衝突の際に照明柱を直撃したが、これが助手席側に倒れ、キャビンを押し潰した。助手席側には運転していた男性の長女で、10歳の女児が同乗しており、女児は頭を強く打って意識不明の重体。運転していた男性は軽傷を負い、共に近くの病院で治療を受けている。

警察によると、この事故が起きる5分ほど前の午前0時50分ごろ、現場付近で24歳の男性が運転する乗用車がハンドル操作を誤り、側壁に衝突する単独事故が起きていた。

路上に落ちていたタイヤはこの事故によって脱落したものだが、男性は事故の通報に気をとられ、タイヤの行方には気づいていなかったという。

同隊では2人の運転手から業務上過失傷害容疑で事故当時の状況などを聞いている。

《石田真一》

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