【新聞ウォッチ】ヒット商品番付、小結に「高級セダン」

モータースポーツ/エンタメ 出版物

気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年12月8日付

●2004年経済四字熟語「我田引水」三菱自の「リコール隠し」と経営悪化、「会社の利益優先」のツケ(読売・8面)

●三菱自「WRC」参加継続、「販売戦略上欠かせず」/社外取締役にレンシェラー氏(読売・8面)

●重いクルマの税金シンプルかつ安く、自動車税制改革フォーラム主催のシンポが東京・大阪で開催(読売・36面)

●曙ブレーキ工業、下請け代差し引く(読売・37面)

●三菱の小型車欠陥12年放置、6万500台リコール(読売・38面)

●トヨタ「イプサム」などリコール(読売・38面)

●ゴーン改革、自己評価は「95点」「私も批判された」首相にエール送る(朝日・11面)

●三井物産データねつ造、1都3県が告発状、詐欺容疑など、警視庁、捜査へ(毎日・1面)

●三菱自の持ち株ダイムラー20%割る 頼みの綱、関係希薄化(産経・10面)

●鋼材不足に不安、自動車部品工業会「価格転嫁は困難」(産経・10面)

●「企業は常に上を向いて進む」ヤマハ発動機・長谷川至社長(東京・8面)

●2004年ヒット商品番付、熱気海を越え(日経・3面)

ひとくちコメント

年末恒例の2004年日経MJヒット商品番付が発表された。きょうの日経が取り上げているが、それによると、東の横綱には「韓流」、西の横綱には「アテネ特需」が輝いた。

純愛ドラマ『冬のソナタ』で盛り上がった韓国ブームは旅行や語学学習へとすそ野が拡大。アテネ五輪は、DVD(デジタル多用途ディスク)レコーダーやリアルな感動を伝える大画面薄型テレビを一気に家庭に浸透させたという。同紙では「国境や時間を超えた感動が多くの人の心をとらえた」と寸評している。

また、今年のヒット商品のキーワードは“アンチエイジング”。シニアを中心に実年齢より若く美しく見せる商品・サービスが上位に並んだと分析。

自動車関連では東の小結に「高級セダン」が三役入り。セダンの復権を狙って、日産は『フーガ』、ホンダは『レジェンド』さらに、トヨタは『マークX』など各社が相次いで看板車種を投入したのも2004年の特徴と言えるだろう。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  4. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る