トヨタ系販社が満足度トップ…JDパワー

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JDパワーアジア・パシフィックが9日発表したディーラー経営者対象の「2004年日本自動車ディーラー満足度調査」によると、トヨタ自動車系が最も満足度指数が高かった。この調査は1995年から開始、今年で10回目となったが、10年連続でトヨタ系がトップとなった。

調査はメーカーや輸入元に対するディーラー経営者の事業での満足度を測るもの。今回は輸入車ディーラーを含む388人の経営者を対象に、7月から10月にかけて実施した。

全ディーラーの平均満足度指数は100で、前年と同じだった。国産車系ではトヨタ系が115、次いでホンダ系(103)、マツダ系(101)となり、新モデルが好調なマツダは前年から改善して業界平均より上に浮上した。日産自動車系は96、三菱自動車系は78だった。

一方、「現在」と「5年後」の収益性に関する満足度調査では「満足」「やや満足」と回答した経営者の比率が現在では昨年と同じ33%、5年後では昨年より1ポイント改善して42%となった。ただ、収益に対する満足度は総じて低い。JDパワーは「01年の調査から収益性の満足度は低下傾向にあり経営状態は厳しい」と分析している。

《池原照雄》

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