15歳運転、街路樹に激突

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10日、茨城県古河市内の市道で、15歳の少年が運転する乗用車がハンドル操作を誤り、道路右側の街路樹に激突する事故が起きた。

クルマは大破し、後部座席に乗っていた14歳の少女が死亡。助手席に乗っていた22歳の男性や、運転していた少年など3人が重軽傷を負っている。

茨城県警・古河署によると、事故が起きたのは10日の午後10時45分ごろ。古河市けやき平2丁目付近の市道を高速度で走行していた乗用車が、緩やかなカーブを曲がりきれずに直進。そのままセンターラインを越え、道路右側にある街路樹に激突した。

衝突によってクルマは大破。後部座席にシートベルト未着用で同乗していた14歳の少女が前方に投げ出された際に胸腹部を強打。病院に収容されたが約2時間後に死亡。同じく後部座席に乗車していた18歳の少年が胸部強打の重傷。助手席に座っていた22歳の男性が両足の骨を折る重傷を負った。

警察では軽傷を負った15歳の少年がこのクルマを運転していたと判断。業務上過失致死傷と道路交通法違反(無免許運転)の容疑で事情を聞いている。

クルマは重傷を負った22歳の男性が所有するもので、少年は警察の事情聴取に対して「運転してみたいと自分から頼んだ」などと供述しているという。

《石田真一》

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