もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈

ポルシェ911 再解釈モデルのCG
ポルシェ911 再解釈モデルのCG全 16 枚

現代的なLEDライトを備えたこのポルシェ『911』の正体は? ウクライナのデザイナー、ミコラ・タラセンコ氏が、クラシックな911を近未来風にアレンジした。より箱型になったフォルムは、現行よりシャープでアグレッシブだ。

【画像】ポルシェ911(タイプ992)を再解釈したモデルのCG

過去数十年にわたり、ポルシェ911は徐々にサイズと重量が増加してきた。今でも市場で最も優れたスポーツカーのひとつであることに変わりはないが、スポーツカーにとって重量を増すというのは、決して良いことではない。

そこで、現行の「992」がもっと小型で初代911に似ていたら、もっと優れたモデルになっていたのではないか、という疑問にデザイナーが答えた。

ポルシェ911 再解釈モデルのCGポルシェ911 再解釈モデルのCG

デザイナーのタラセンコ氏は、911をより小型でコンパクトにしながら、モダンなデザインへと再解釈した。その美しさは際立つ。

デザイナーは自身の911を製作するにあたり、ポルシェお馴染みの形状を流用し、フロントとリアは近年のモデルよりも垂直に近く立ち上げた。フロントとリアのフェンダーは911の伝統を受け継いで力強く張り出している。テールパイプも特徴的だが、非常に小さく見える。固定式のリアウイングを装着するのはターボバージョンか。

ポルシェは2018年後半から911の第8世代:992を生産しており、2025年モデルとしてフェイスリフト版を発売した。次世代モデルは今後2~3年以内にデビューする可能性が高いだろう。新型が992よりも小型になるかどうかは不明だが、期待するのはいいかもしれない。

ポルシェ911 再解釈モデルのCGポルシェ911 再解釈モデルのCG

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  3. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  4. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る