【東京オートサロン05】マツダスピード アテンザ…“洗練”にこだわる

自動車 ニューモデル モーターショー
【東京オートサロン05】マツダスピード アテンザ…“洗練”にこだわる
【東京オートサロン05】マツダスピード アテンザ…“洗練”にこだわる 全 5 枚 拡大写真

『マツダスピードアテンザ』を開発した大本誠一さんが、開発にあたり、エクステリアでこだわった部分があるという。それはボンネットフードだ。

【画像全5枚】

「ターボを装着することによって、インタークーラーを置くスペースが必要になりました。フロントバンパーの中に搭載する方法もあったのですが、そうすると車両の先端に重いものがあることになり、重量バランスが崩れてしまいます。そのためエンジンの上に搭載することにしました」

「通常エンジンの上に置いたインタークーラーの冷却には、エアインテークの穴をボンネットに開けることになります。ですが私達は洗練されたエクステリアを表現するために、ボンネットには穴は開けたくありませんでした」

「そのため、複雑な形状の風導をボンネットの内側に設けて対応しています。結果的に専用のボンネットやフェンダーパネルの型を作ることになり、だいぶコストがかさみました」

「ほかにも280km/hまで刻まれたスピードメーターや、ブラックの本革シートなど、洗練された走りを表現するインテリアも採用しています。標準車には採用されているトランクスルー機能を廃止していますが、これはボディに補強を加えるためです」と説明する。

ボディパネルの型を作るだけで、億単位のコストがかかるにも関わらず、マツダスピードアテンザは“洗練されたデザイン”を重視にするために、エクステリアにもこだわって開発が進められている。

マツダスピードアテンザは東京オートサロン(1月14日-16日幕張メッセにて開催)で一般公開される。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  3. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  4. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
  5. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る