小枝自工会会長、「鋼材の影響は大きくならない」

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日本自動車工業会の小枝至会長は16日の定例会見で、鋼材需要のひっ迫が2005年の国内生産に与える影響について「当面は綱渡りが続くものの、大きな影響を及ぼすことにはならない」との見通しを述べた。

その背景として小枝会長は「鉄鋼メーカーには細かいところまで生産の効率化に努力してもらっている。われわれ自動車メーカーとの共同作業による効率化も進めている」と指摘した。

一例として、鉄鋼メーカー側は品質上のバラツキを抑え、許容範囲まで鋼板の厚さを薄くし、原材料を節約するといった取り組みも進めていると紹介した。

日産自動車が3工場で5日間の操業を停止したことについては「新モデルの販売が好調なため、増産の上に増産を計画していたため」と述べ、一部減産しても生産レベルは高水準になっていると説明した。

《池原照雄》

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