【シトロエンC5 マイナーチェンジ】 一新してブランドイメージをアップ

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【シトロエンC5 マイナーチェンジ】 一新してブランドイメージをアップ
【シトロエンC5 マイナーチェンジ】 一新してブランドイメージをアップ 全 5 枚 拡大写真
12月4日、シトロエン・ジャポンから『C5』のビッグマイナーチェンジモデルが発売された。今回のトピックは、大きく印象を変えたエクステリアデザインだ。

フロントマスクには特徴的なブーメラン型のヘッドライトを採用。グリルはダブルシェブロンと呼ばれる、大きなシトロエンのCIマークと調和したカタチに変更された。4ドアハッチバック車のリアまわりは、コンビランプをフロントデザインに合わせブーメラン型に変更して、前後の統一感を図っている。

デザインのイメージチェンジに合わせ、ボディパネルを大幅に変更した結果、全長は4ドアハッチバックで12cm延長されて4740mmになり、ステーションワゴンのブレークも従来型より6cm長い、4840mmに。全幅も1cm広がり、1780mmとなっている。

今までのC5のエクステリアといえば、シトロエンらしい品のよさは感じられたものの、インパクトという面では今ひとつ印象の薄いクルマだった。だが、新しくなったC5は、遠くからでもひと目でそれとわかる個性的なスタイルを手に入れ、ボディサイズが大きくなったことで、存在感を大幅に高めている。

シトロエン・ジャポン マーケティング部長の井出隆之さんも「新しいC5の最大のアピールポイントは、このスタイリングです。シトロエンは今後、このフロントマスクを用いてブランドイメージを高めていきたいと思っています。来年に日本導入予定の『C4』は、このフロントマスクをまとって登場します。今後、すべての車種にあてはまるわけではありませんが、このテイストのフロントマスクが増えていくと思います」とコメント。

日本の輸入車ユーザーは、ヒトとは違ったクルマを求めて輸入車を所有するケースが多いといわれる。今回のデザイン変更により、新たなブランドイメージを手に入れたC5なら、ドイツ系サルーン偏重傾向である日本の輸入車マーケットのシェアに、一石を投じるほどの存在感を持った一台といえそうだ。(つづく)

《岡島裕二》

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