横浜でパワーショベルがまた落下…高さを把握して走ってと警察

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14日、神奈川県横浜市鶴見区内の市道で、トラックに積載されていた小型パワーショベルがJR線のガード手前に設置されている高さ制限バーに接触。ショベルカーが荷台から落下する事故が起きた。

当時、この道路に歩行者はいなかったが、1車線分が塞がれる状態となり、一時渋滞が発生した。

神奈川県警・鶴見署によると、事故が起きたのは14日の午後1時15分ごろ。横浜市鶴見区鶴見中央付近の市道で、22歳の男性が運転する普通トラックがJR線のガード下を通過しようとしたところ、ガードの手前にある高さ制限バーに積荷の小型パワーショベルが接触。バーに押し出されるようにして対向車線側に落下した。

当時、歩行者や他の車両の通行は無く、負傷者は出なかったものの、落下したパワーショベルカーが横倒となり、片側2車線のうち1車線分を塞いでしまった。このために現場付近では小規模な渋滞が発生。警察官が別の道路に迂回するように指示を出す一幕もあった。

現場のガード下は3.8mの高さ制限が行われているが、トラックに積載したパワーショベルの上部までは4mとなっていた。

神奈川県内では今月2日にも横浜市戸塚区内で同様の事故が発生し、この際には歩行していた65歳の男性が落ちてきたパワーショベルの下敷きになって死亡している。警察では「搭載したときの高さを認識して運転してほしい。ギリギリ通れるだろうなどと考え、安易に通行すると事故につながる」とコメントしている。

《石田真一》

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