ドライバーが意識不明、マイクロバスが暴走

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15日、愛媛県新居浜市内で、市内にあるデイケアサービス施設に向かっていたマイクロバスが丁字路の交差点を左折した際に民家の壁面に接触。そのまま約100mを走り抜けた。

運転していた63歳の男性が意識不明になったことが事故の原因とみられている。

愛媛県警・新居浜署によると、事故が起きたのは15日の午前9時10分ごろ。新居浜市中村付近の市道で、丁字路を左折しようとしていた新居浜市社会福祉協議会所有のマイクロバスが左折しようとした際、左側ある民家のブロック塀に衝突した。

マイクロバスは停止せず、そのまま約100mに渡って走り続け、道路左側にある生垣の礎石に乗り上げて横転。小破している。

この事故でマイクロバスに乗車していた高齢者6人と、33歳の女性職員が打撲などで軽傷を負って、病院で手当てを受けている。

運転していた63歳の男性は意識不明の状態で発見されており、当初は横転事故で負傷したことが原因と推測されていたが、同乗していた人たちの証言で事実が明らかになった。

この男性は最初に接触事故を起こす直前から意識が朦朧とした状態になっていたとみられ、ブロック塀に接触してからは完全に意識を失っていた。このためにマイクロバスは制御されることなく暴走を続けたとみられている。

結果的には横転したことで停止しているが、これが無ければさらに暴走を続けていた可能性も高い。

同署ではさらに事故の原因を調べるとともに、運転していた男性の持病などについても調べを進める方針だ。

《石田真一》

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