【先行インプレ】クラリオンの iPod 連携DVDユニット

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【先行インプレ】クラリオンの iPod 連携DVDユニット
【先行インプレ】クラリオンの iPod 連携DVDユニット 全 7 枚 拡大写真

●日本投入への障害と実現のタイミング

さて、日本市場への投入だが、既報通り、今の段階ではまったくの未定としか言いようがない。ただ、言えることはVRX755VDでの日本市場投入はあまり意味がないということだ。

日本でのカーAVはカーナビを中心として普及しており、カーナビとの連携なしには考えられない。つまり、日本市場ではRGB端子がiPod端子に置き換わった本機を投入するよりも、カーナビに搭載する方が市場受けがいい、という側面もあるのだ。

それと、日本市場へ投入を行うにあたり、解決しなければならない問題がある。それは漢字を含む日本語表示への対応である。iPodでは日本語の表記が特殊らしく、従来のフォーマットでは日本語の文字化けが発生してしまうんだそうだ。

クラリオンによればiPodでの日本語フォントがきちんとディスプレイ上で表示できるようにするには、まだ時間がかかりそうという状況だという。この解決が、日本市場投入のタイミングとなりそうだ。

iPodは2001年11月に発売されて以来、9月末現在で累計約600万台の販売を達成するなど、アメリカをはじめ世界中で大ヒットしている。日本国内でのiPodユーザーも徐々に増えてきており、せっかく取り込んだ音楽をクルマでも聴きたいと思う人は少なくないはず。

2005年はこの波が日本にも上陸するのは確実で、iPodがカーオーディオのスタイルを大きく変化させるきっかけとなるかも知れない。

※取材した内容はすべて試作段階のモデルであり、販売されるまでに若干の変更が行われる可能性がある。

●既存モデルから小変更で
●見慣れた画面、予想以上のフィーリング
●クラリオン考案のインターフェイスがいい
●日本投入への障害と実現のタイミング

  1. «
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 4

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る