モンテゼモーロ、F1の未来にモノ申す

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モンテゼモーロ、F1の未来にモノ申す
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フェラーリ社長ルカ・ディ・モンテゼモーロがF1の将来について語った。最初の議題はフェラーリを除く9チームから提案されているテスト削減策について。

「こんな変な提案には賛成しかねる。ユベントスやバイエルン・ミュンヘン、マンチェスター・ユナイテッドの選手が、午前中だけとか水曜日だけに練習を限定されるなんて想像できるか? 馬鹿げているよ!」

「私のチームが週5日プライベートサーキットでテストしたいと望んだならば、それは私たちの個人的な問題。我々の活動資金なんだから。もし私が窓から金を投げ捨てたくなったとしても、私にはそうする権利がある」

次はコンコルド協定が期限切れとなった後のF1について。

「2005年中に結論を出さなければ、2008年のチャンピオンシップは一つだけになるだろう。チャンピオンシップが“ゴールデン・シリーズ”だろうが“リーグ・オブ・チャンピオンズ”だろうが関係ない。バーニー・エクレストンが“フォーミュラ・ワン”と言う名称を所有していることは知っているが、名前などどうだっていい」

結局モンテゼモーロやGPWCの仲間たちが要求しているのは、エクレストンや銀行に対するシェアを減額し、もっとチームに利益を還元することにほかならない。

「F1の権利所有者(エクレストン)からの提案を待っているんだ。我々が合意に達することができなければ、2007年シーズンをもってF1の価値がゼロになる危険性があることにエクレストンは気付くべきだろう。彼はまるで俳優を一人も抱えていないハリウッドのプロデューサーのようだね。合意なくば、2008年に新シリーズが発足するのみだ」とモンテゼモーロは力強く語った。

《編集部》

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