米国株高を背景に幅広い業種が買われ、全体相場は5日続伸。平均株価は10月8日以来の1万1300円台に乗せた。円相場が1ドル=103円台に上昇したが、自動車株は全面高。
11月の国内自動車生産は、日産自動車と三菱自動車工業の2社が前年同月比割れ。しかし、日産自動車は22日比15円高の1115円と3日続伸。トヨタ自動車も60円高の4120円と3日続伸し、ホンダは40円高の5300円と反発した。
マツダは火災で操業停止中の宇品第一工場の本格再開は来春になると報じられたが、株価は12円高の322円と続伸。悪材料より、市場環境の明るさが評価された恰好だ。
全面高の中、日産ディーゼル工業が9円安の583円と続落し、三菱自動車工業は114円で変わらず。