24日、栃木県宇都宮市内の銀行で、暴走したクルマが店舗内に突っ込む事故が起きた。この事故で入口近くのATM(現金自動預払機)コーナーにいた女性がガラス片を浴び、軽傷を負っている。
栃木県警・宇都宮中央署によると、事故が起きたのは24日の午後1時ごろ。宇都宮市下戸祭付近にある地方銀行の出張所で、駐車場に進入していた乗用車が急加速し、そのまま店舗の入口ドアを破壊、店内に真っ直ぐに突っ込んでいった。
この事故で入口のガラス製ドアは完全に破壊。近くのATMコーナーにいた25歳の女性客がガラス片を浴びて頭を切るなどの軽傷、他の女性客も突っ込んでくるクルマに気づいて逃げ出そうとした際、転倒して打撲などの軽傷を負っている。クルマを運転していた78歳の男性と、出張所に勤務する行員4人にケガは無かった。
警察の事情聴取に対し、クルマを運転していた男性は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と供述しているという。