トンネル内での単独事故が多重衝突に発展

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26日、静岡県静岡市内の東名高速上り線トンネル内で、軽トラックの単独事故を発端に、後続の大型トラック2台が絡む多重衝突事故が起きた。火災は発生しなかったが、この事故で5人が重軽傷を負っている。

静岡県警・高速隊によると、事故が起きたのは26日の午前8時30分ごろ。静岡市清水興津井上町付近にある東名高速上り線・薩たトンネル内で、47歳の男性が運転する軽トラックが走行車線側の壁面に接触、弾みで追越車線側に飛ばされて停止する単独事故が起きた。

この際、追越車線には42歳の男性が運転する普通トラックが接近していたが、回避のために急ブレーキを掛けたところ、これに、前方でのトラブルに気づくのが遅れた43歳の男性が運転する大型トラックが突っ込んだ。停止寸前だった普通トラックも前に押し出されて軽トラックに衝突。結果として車両3台が関係する多重衝突事故となった。

この事故で大型トラックの運転席部分が大破し、運転していた男性が足の指の骨を折る重傷。普通トラックの運転手や軽自動車の運転手、それに同乗者など4人が打撲などで重軽傷を負っている。

現場はトンネル内で、わずかにカーブしているという。この事故処理のため、東名高速上り線は清水インターチェンジ(IC)〜富士IC間で約2時間20分に渡って通行止めとなり、一時は最大5kmの渋滞が発生した。

《石田真一》

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