トヨタ、ミサワホーム支援で基本合意

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車は28日、産業再生機構の支援が同日正式決定されたミサワホームホールディングスとの間で資本・業務提携に向けた基本合意書を締結したと発表した。

トヨタは出資とともに経営首脳の派遣も行うことになり、1975年に本格進出した住宅事業の大きな転機となる。トヨタとミサワは、2005年3月末までに両社の事業強化策について最終合意を目指す。

基本合意によると、トヨタは第3者と共同でミサワの議決権の33.4%をめどとして株式を取得し、第3者とともに実質的な経営権を掌握する。トヨタの具体的な出資比率は最終合意までに詰めるが、10%強となる見通しだ。

このほか両社は、ミサワからの要請に応じてトヨタが経営首脳を派遣すること、および業務提携では住宅の開発、生産から販売に至るまでシナジー効果を発揮する具体策を検討するとしている。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  2. 軽ワゴンの走りを変える! ブリッツ、新型『ムーヴ』『ステラ』用スロコンとターボ車ブーストアップパーツを発売
  3. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  4. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  5. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る