橋上でスリップ、11m転落

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3日、大分県耶馬渓町内の国道で乗用車がスリップし、橋の欄干を突き破って下の川に転落する事故が起きた。この事故で運転していた男性と、後部座席に乗っていた女性が死亡、2人が重傷を負った。

大分県警・中津署によると、事故が起きたのは3日の午前10時ごろ。耶馬渓町宮園付近の国道212号線・宮園橋で、52歳の男性が運転する乗用車が対向車線側に逸脱。そのまま道路右側の欄干に激突し、これを引きちぎるようにして約11m下を流れる山国川に転落した。

クルマは転落の衝撃で大破し、運転していた男性と後部座席右側に乗っていた22歳の女性が死亡。助手席に乗っていた16歳の少年と、後部座席左側に乗っていた49歳の女性が全身を打撲する重傷を負っている。

現場の路面は当時凍結しており、警察ではスリップが事故原因とみているが、直前に別のクルマが単独事故を起こし、橋の左側に停車していたという情報もあることから、これを避けようと急ハンドルを切った可能性も高い。

ただし、警察はこのクルマのドライバーから事故発生の通報を受けておらず、警察が現場に急行したときには姿が見えなくなっていたことから、この情報を把握している消防関係者からも事情を聞いている。

《石田真一》

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