【新聞ウォッチ】スマトラ島沖地震、トヨタの支援総額3億8000万円

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2005年1月7日付

●家族・きずなを求めて−、豪腕経営者優しい父の顔、カルロス・ゴーン社長(読売・1面)

●トヨタ、ハイブリッド車、米で生産、「カムリ」来年にも(読売・2面)

●トヨタ、津波被害、義援金2.8億円上積み(読売・10面)

●「従来のままではダメ」三菱自トップ訓示(朝日・8面)

●「原付」販売風に乗れ、デザインや低燃費アピール、各メーカー攻勢(朝日・11面)

●日野自動車、普通トラック32年連続シェア1位(毎日・8面)

●火災のマツダ宇品工場、3週間ぶりに一部再開(産経・9面)

●ニュース・Q&A「自動車リサイクル法スタート」(東京・9面)

●篠塚リタイア、パリ・ダカ第7S(東京・21面)

●ブリヂストンタイヤ工場、中国・東欧に新設、年間2000億円投資、世界首位狙う(日経・1面)

●豊田自動織機社長に豊田鉄郎氏(日経・12面)

ひとくちコメント

インド洋沿岸のスマトラ島沖大地震と津波による犠牲者は15万人を超えるという大被害をもたらしたが、その被災国に対する支援を日本の自動車メーカーも相次いで表明している。

きょうの各紙が取り上げているが、まず、年末に現地法人とともに約1億円の支援を決めたトヨタ自動車は、追加支援として約2億8000万円の義援金を日本赤十字社を通じて寄付、支援総額は約3億8000万円に達する。M. シューマッハ選手の個人で10億円の寄付には及ばないが、日系企業としてはダントツ。

日産自動車は、総額1億円規模相当の支援と社員による募金活動を開始、ホンダは現地法人とともに合わせて約1億円の義援金と発電機など700万円分を寄付する。インドに工場があるスズキも年末に4000万円の義援金を決めている。また、ヤマハ発動機も現地法人などを通じて携帯型発電機を無償提供。

きょうは午後から都内のホテルで自動車団体の賀詞交歓パーティが開かれるが、支援のない企業のトップは肩身の狭い思いをすることになりそうだ。

《福田俊之》

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