【CES 05】イクリプス…北米にHDDナビ内蔵AVN投入

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【CES 05】イクリプス…北米にHDDナビ内蔵AVN投入
【CES 05】イクリプス…北米にHDDナビ内蔵AVN投入 全 2 枚 拡大写真

日本国内でAVNの確固たる市場を築き上げたイクリプス(富士通テン)が、北米市場でAVNの最新モデルを相次いで投入する。ラスベガスで開催中のCES=コンシューマー・エレクトロニクス・ショーに展示した。

昨04年、イクリプスはDVDナビを搭載したAVNを北米で初投入し、「発売したものの、どの程度まで売れるか心配だった」(富士通テン)とする心配をよそに発売後約10カ月で約1万台を販売した。“カーナビ不毛の地”とも言われる北米市場だけに2000ドルを超える市販ナビゲーションがこれだけ売れたのは確かに驚きだ。

そのイクリプスが今年投入するのは昨年来のDVDナビ機と、HDDナビ搭載機の2モデル。HDDナビを北米市場で展開するのはイクリプスとしては初のことだ。そのHDDナビ搭載機は『AVN5495』で、30GB・HDDを搭載してタッチパネル機能付6.5型ワイドモニターを組み合わせる。

ちょっと見ると日本国内市場向けの『AVN6604』と似ているが、MDデッキを搭載していないのが違うところ。再生可能なAV機能は、DVDビデオ、CD・CD-R/RW、MP3、メモリースティック(マジックゲイト対応)で、それ以外に最大3000曲のミュージックジューク機能も備えている。

価格は2700ドルを予定している。

また、DVDナビ搭載機はAVN5495へと進化し、イクリプス独自のセキュリティ機能「ESN」が追加となって価格は1900ドルに抑えた。地図データは、日本国内がアイシンAWを主体に採用したのに対して、すでに先行して北米でのデータ整備を進めたデンソーのものを両機種ともに採用。これによって、地図データのソフト面での有利な展開を保てるという。

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  4. 「欧州のカローラになりそう」ルノーの最新ハイブリッドコンパクトに日本のファンも熱視線!
  5. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る