【新聞ウォッチ】デトロイトモーターショー開幕、各紙が異例の大報道

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【新聞ウォッチ】デトロイトモーターショー開幕、各紙が異例の大報道
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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2005年1月11日付

●ビッグ3反攻狙う、北米自動車ショー開幕、「ハイブリッド」続々 日本勢に対抗(読売・11面)

●GM ワゴナー会長、1ドル=90円が適切(読売・11面)

●増岡リタイア、パリ・ダカ(読売・21面)

●バスケットボール全日本総合選手権、アイシン4連覇、トヨタ破り王者(産経・21面)

●ETC効果、渋滞4分の1に「東京」25キロ→14キロなど(東京・3面)

●日産、米でハイブリッド車生産、来年から年2万台(日経・1面)

●北米カー・オブ・ザ・イヤー クライスラーが受賞、トラックはフォード(日経・9面)

ひとくちコメント

世界中の自動車メーカーが新モデルや先端技術を披露する北米国際自動車ショー(通称デトロイトモーターショー)がデトロイトで開幕した。報道陣などへの先行公開も始まり、きょうの各紙が「見どころ」などを経済面で大きく取り上げている。

中でも圧巻は産経で「北米自動車ショー“相手分野”で真っ向勝負。日・トラックで攻勢、米・復権へ低燃費車」との大見出しで、カラー写真付きの1面トップ。お膝元の東京モーターショーでも1面トップを飾ったケースはこれまで見たこともないほどの異例の扱いであり、まるで自動車専門紙のようである。

というのも、GMやフォードなどが相次いで新型ハイブリッド車の導入を発表し、日本勢が先行する環境技術で対抗する姿勢を鮮明にしたからだろう。また、昨年の米新車販売台数は、日本車全体のシェア(市場占有率)が初めて3割を突破し、米国勢の危機感は否めないことも背景にある。

いずれにせよ、今年も「環境」対応が キーワードになっているようだ。

《福田俊之》

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