ヤマハ発動機、部品供給センターを集約

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ヤマハ発動機は、現在本社内にある部品供給センターを移転し、静岡県袋井市の久能工業団地内に新たに部品供給センターを建設すると発表した。新部品供給センターは、2005年2月に着工し、2006年5月に稼動する予定。

同社の部品事業部門は、二輪車や船外機・特機の補修用部品、オイル・アクセサリーなどの用品合計約30万点を、本社(静岡県磐田市)の部品供給センターを核に、北海道、埼玉、滋賀の部品供給センターを経由して、約1万5000店の販売店向けに供給している。

海外向けは、本社部品供給センターから欧州・米州・アジアの部品統括センター、各国の販売会社と代理店に供給している。

新部品供給センターは、国内の4カ所の部品供給機能を1カ所に集約するとともに、世界6地域の部品統括センターを核としたグローバルなSCM(サプライチェーンマネジメント)を実現するための中核センターとしての機能を担う。

センターの名称はグローバル・ディストリビューション・センターで、6万7390平方メートルの敷地に、建築面積3万7250平方メートルの部品供給センターを建設する。1日約4万件の出荷件数に対応可能。

同センターは、部品調達からお客様への配送までのサプライチェーン全体の最適化を図る中での業務プロセス改革をコンセプトとし、高頻度入荷への対応、出荷量の変動に柔軟に対応するための新たな出庫方式の採用や包装・梱包業務の改革などを実施する。

《レスポンス編集部》

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