アメリカに新しい自動車メーカーが誕生

自動車 ビジネス 企業動向
アメリカに新しい自動車メーカーが誕生
アメリカに新しい自動車メーカーが誕生 全 1 枚 拡大写真

フォードのグローバル・アドバンスド・デザインスタジオでデザイン部長を勤めていたヘンリク・フィスカー氏が、突然辞職したことは業界を驚かせた。

「どこへ引き抜かれたのか」と興味を寄せる声も多かったが、なんと大方の期待を裏切り、カリフォルニア州ニューポートビーチに「フィスカー・コーチビルド」という会社を設立してしまった。

フィスカー氏は長年フォードのアストンマーチン部門のデザイントップを勤めた実績があり、ラグジュアリーとスポーツに強いこだわりがあった、と言われている。

フィスカー・コーチビルドはハイ・エンドの顧客を対象にしたスポーツカーのデザイン、エンジニアリングを行うことを目的とした会社。当初から、「1つのモデルは限定150台まで」をスローガンにしており、オンリーワンを求める顧客にアピール。2006年前半までに「フィスカー」のエンブレムをつけた車を生産する、としている。

このような自動車メーカーは、サリーンのように生き長らえているケースもあるが、多くはエクスカリバー、ベクターのように消えていく運命だ。フィスカー氏がその才能をいかし、どこまで頑張れるのかが今後の焦点となりそう。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る