迷惑自殺男で電車が脱線

自動車 社会 社会

ロサンゼルス郊外で、通勤客を乗せた列車が線路上に放置されたジープ『チェロキー』に衝突、脱線して11人が死亡する、という大惨事となった。

このチェロキーを運転していた25歳の男は、「自殺しようと思い線路内にクルマを停めたが、恐くなって直前に逃げた」と言う。

しかしその結末は悲惨で、チェロキーに衝突した電車は大破して脱線、反対方向を走ってきた別の列車と衝突し、連鎖脱線を起こした。現場は横倒しになった車両が線路脇のショッピングセンターの駐車場にまではみ出す状況。

乗客のうち11人が死亡、1人が行方不明、200人以上が重軽傷となっている。

なぜこのような惨事になったのかというと、現場は踏切りではない普通の線路で、列車がスピードを落とすことなくクルマに突っ込んだため。

自殺未遂の男は11人の殺害容疑で逮捕されたが、線路周辺の防護は万全だったのか、など市の管理責任も問われることになりそうだ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  5. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る