トヨタ社長に渡辺副社長、張社長は副会長に

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トヨタ自動車は8日までに、渡辺捷昭副社長(62)が社長に昇格、張富士夫社長(68)は副会長に就任するするトップ交代人事を固めた。6月末の株主総会後の取締役会で正式に決める。

日本経団連会長の奥田碩会長(72)は来年まで留任し、張社長が来年6月に会長に就任する見通し。豊田章一郎名誉会長(79)の長男、豊田章男専務(48)は今回の首脳人事で副社長に昇格、渡辺次期社長の次の社長就任に備える。

張社長は1999年6月に就任、世界シェア15%の達成を目指して策定した「2010年グローバルビジョン」に沿って海外展開を加速、04年3月期には連結純利益を1兆円に乗せるなど、業容を大きく拡大させた。

渡辺副社長は、元町工場長、調達本部長や渉外、住宅事業などを担当、調達本部長だった00年には大幅な原価低減を進める全社的な活動「CCC21」の策定に手腕を発揮した。

渡辺捷昭氏(わたなべ・かつあき):慶大経卒。64年トヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)入社、92年取締役、常務、専務を経て01年6月から副社長。愛知県出身。

《池原照雄》

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