ヤマハ発動機が発表した2004年12月期連結決算は売上高が1兆120億円、営業利益が701億円、当期純利益が382億円となった。(既報)
同社は今期から決算期を3月から12月に変更したため、2004年12月期は欧州・アジアが12カ月、日本、北米が9カ月の変則決算となった。
参考で、2004年12月期に日本・北米の2004年1−3月期を加えた12カ月換算では、売上高が前年同期比15.3%増の1兆1768億円、営業利益が同21.4%増の888億円となり、6期連続の増収、4期連続の過去最高益となる。
好決算となったのは、二輪車販売がアジア、欧米で好調だったのに加え、マリン事業の船外機の販売、特機事業でATVの販売が好調だった。
2005年3月期連結決算の見通しは売上高が同4.5%増の1兆2300億円、営業利益が同1.4%増の900億円、当期純利益が470億円となる見通し。