トヨタ自動車は9日、渡辺捷昭副社長(62)が社長に、豊田章一郎名誉会長(79)の長男、豊田章男専務(48)ら専務8人が副社長に昇格する役員人事を内定したと発表した。
1999年に就任した奥田碩会長(72)と豊田名誉会長は留任、張富士夫社長(68)は副会長に就任する。いずれも6月末の株主総会後の取締役会で正式に決める。
奥田会長は日本経団連会長の任期がある来年まで留任し、張社長が来年6月に会長に就任する見通し。6人の副社長のうち、社長に昇格する渡辺氏を除く5人は退任する。
豊田章男氏以外の副社長昇格者は、浦西徳一(62)、岡本一雄(60)、笹津恭士(60)、木下光男(59)、稲葉良み(「み」は目ヘンに見。58)、内山田竹志(58)、瀧本正民(59)の各氏。