【新聞ウォッチ】奥田会長「豊田家はグループの旗」、大政奉還へ布石

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2005年2月10日付

●トヨタ会長 奥田氏「06年退任」次世代への道を示す(朝日・1面)

●人:トヨタ自動車の社長になる渡辺捷昭さん(62)(朝日・2面)

●トヨタ新体制、副社長増員、海外に重点、創業家への継承も課題(朝日・13面)

●自動車4社好調を維持、4−12月期連結(朝日・13面)

●米国販売が好調、日産が増収増益 4−12月期(毎日・8面)

●「万博」「空港」「豊田家」絡み、異例の前倒し人事(東京・8面)

●三井住友、大和証券統合へ(日経・1面)

ひとくちコメント

トヨタ自動車の奥田碩会長、張富士夫社長、それに新社長となる渡辺捷昭副社長の3首脳が記者会見し、今年6月末に発足する新体制を正式に発表した。きょうの各紙も紙面を割いて、記者会見の内容と渡辺次期社長のプロフィールをコラムで紹介している。

この中で、奥田会長は、創業家について「豊田家はグループの旗」と語り、渡辺氏の「次」の社長候補である豊田章一郎名誉会長の長男の豊田章男専務については「実力があれば当然(社長)そうなる」と述べた。

張社長も「章男専務は指示待ち人間ではなく、前向きで自分から仕事を探し出すタイプ」と「行動力」を高く評価した。

今後は副社長という“仮免”期間に、グループの「旗」に必要な「求心力」をどこまで身につけられるのかが課題である。

《福田俊之》

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