【東京ボートショー05】今年こそシオっぽくなる

自動車 ニューモデル モーターショー
【東京ボートショー05】今年こそシオっぽくなる
【東京ボートショー05】今年こそシオっぽくなる 全 6 枚 拡大写真

第44回東京国際ボートショーが10日から13日までの予定で、千葉県千葉市の幕張メッセで始まった。主催は日本舟艇工業会。自動車・二輪車メーカーも“エンジンつながり”で、トヨタ、ホンダ、ヤマハなど多数が出展している。

ボートやエンジンだけでなく、マリンレジャーグッズやファッションアイテムも展示・即売され、これからマリンレジャーを始めようという初心者向けの企画もある。

今年の展示の特徴は大型艇が増えたことと、船外機の4ストローク化が進んだこと。

90年代初めにバブル経済が崩壊すると大型ヨットなどの出品数は減少傾向をたどり、90年代後半はジェットボートと呼ばれる小型ボートでボート人口の裾野を広げる動きが見られた。しかし今年のボートショーではジェットボートの展示は少数だった。

日本舟艇工業会の資料もそれを裏付けており、2004年の年間出荷隻数は1813隻、03年比73%で数年来の減少傾向だが、出荷金額は107%と上昇に転じた。平均単価は234万6000円から346万3000円と、48%の増加。

また環境保全を主眼に、業務用を中心に、船外機の2サイクル機から4サイクル機への買い換え需要が高まっている。もともと船外機は、同じ馬力なら小型で構造の簡単な2サイクル機の人気が高かった。

年間の出荷台数ベースで、4サイクル機が04年は1万2579台で03年比138%、2サイクル機が1万0935台で99%となり、過半数が逆転した。馬力別で見ると2.2kW/3PS未満が4954台で前年比694%と伸びている。合計で2万3514台、03年比は116%、出荷金額ベースでは51億1900万円で03年比は106%。

11日から13日まではライフガレージ・キャンピング&RVショーが同じ幕張メッセで開催され、ボートショーの入場券半券を持参するとキャンピング&RVショーの入場料が半額になる。いっぽう、東京国際ボートショーと対になる大阪国際ボートショーは、3月4−6日、インテックス大阪で開催予定。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る