損害保険ジャパンは10日、2004年度第3四半期(4−12月)連結決算を発表した。正味収入保険料は前の年の同じ時期にくらべ0.3%増の1兆424億円。自動車保険は同0.9%減の5092億円だった。
自動車保険と火災保険の収入が前年同期の実績を下回った。自動車保険は割引率の進行などにより保険料単価のマイナスが続いた。自賠責保険料は同2.1%増の1862億円だった。
支払い保険金は前年同期にくらべ16.8%増の6170億円だった。火災保険金の支払いが同2.5倍の1034億円に膨らんだほか、自動車保険金の支払いも同5.9%増え2960億円となった。