【トヨタ ヴィッツ 新型発表】デザインを通じてトヨタブランドをアピール

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ ヴィッツ 新型発表】デザインを通じてトヨタブランドをアピール
【トヨタ ヴィッツ 新型発表】デザインを通じてトヨタブランドをアピール 全 4 枚 拡大写真

新型トヨタ『ヴィッツ』(1日発表発売)のデザインは、トヨタが最近展開しているデザイン戦略の一環として生まれた。トヨタブランドのデザインモチーフは「VIBRANT CLARITY」。すなわち“生き生きとした明快なデザイン”がモチーフである。

【画像全4枚】

ヴィッツのデザインにはどのようにこのモチーフが反映されているのか。チーフエンジニアとして開発を指揮した柴原巧典氏は、「ヴィッツはもともと、活力や明快さのあるモデルです。伸びやかにデザインしていれば自然に“VIBRANT CLARITY”という雰囲気になるんですよ」と説明する。

具体的には、立体から削り出したようなかたまり感のあるフォルム、シンプルなボディパネルの面に細かいインバース(反転プレス)処理が施された張りのあるボディの面構成がトヨタの小型車としてのオリジナリティを表すのだという。

トヨタは今後も、個性的なデザインの中にトヨタらしさを織り込むことで、トヨタデザインの独自性を追求していく。新型ヴィッツのデザインは、その挑戦の中から生まれたものと言えよう。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. AE86は今いくら?『頭文字D』登場車の市場を分析
  2. ホンダ『CB1000F』早くも受注が1600台超に、年間生産計画5000台…CBオーナーイベント復活も計画
  3. トヨタ『カムリ』新型に「GT-Sコンセプト」、スポーツセダンの新境地を提示…SEMA 2025
  4. トヨタ『RAV4』新型、パワーと燃費向上の第5世代ハイブリッド搭載…12月米国発売へ
  5. 「マジで来ちゃった!」中国ミニバンの日本導入発表に、SNSでは驚きの声「よく作り込んでる」「加速がすごい」など話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る