シカゴショーモーターでは、キャデラック『DTS』が御披露目された。中でも注目されたのは、ひとつで二通りの大きさに誇張する世界初の助手席用エアバッグの採用。
これは衝突の強さ、シートベルトの有無、シートポジションによって、ひとつのエアーバッグで誇張が浅いものとフルサイズにと2段階に使い分けるもの。安全面の強化が、新型セレブカーの方向性のようだ。
エンジンは出力の異なる2タイプの4.6リットル「ノーススターV8」が用意され、290hpの「L37」型と275hpの「LD8」型、駆動方式はFFで4速ATが組み合わさる。
アメリカ国内では今秋、輸出用としてメキシコ、日本、台湾、韓国、サウジアラビア、クエートでは来年春の発売開始が予定されている。