シカゴモーターショーでダッジ『ラム』シリーズに追加発表された「メガキャブ」は、やはりなんといっても圧巻はその広大な後席スペースだ。幅(前後)845mm、高さ900mmという巨大なリアドアは、88度の開閉角度を持ち乗降性も文句なし。
トラックとしては初めてリアにリクライニングシートを採用しただけでなく、6対4の分割可倒式のシートバックを持ち、シートアレンジも多彩で、シートバックの室内カーゴスペースもクラス最大の205リットル。
前後長で2823mm、容積で3920リットル誇るキャビン空間は、それまで最大を誇っていたフォード『F250スーパーデューティ』をしのぐ、ピックアップトラック中ダントツ一番だ。
従来のラムと比較すると大型化されたヘッドランプとグリル、さらにワイド化されたセンターコンソールを含め、インテリアデザインにも手が加えられている。
積載重量によって「1500」、「2500」、「3500」の3つのモデルが用意され、1500と2500には345HPの5.7リットルV8の「HEMI」エンジンがスタンダード。3500にはカミンズ製の5.9リットル・ディーゼルターボが組み合わせられる。
アメリカでの発売はこの秋を予定している。