三菱自動車、北米重視へシフトか…益子社長、アセアン本部長の任離れる

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三菱自動車は、2月15日付けで、同社の益子修社長が兼任していたアセアン本部長の任を解かれると発表した。アセアン本部長には、今井道朗アセアン副本部長が昇格する。

益子氏は、常務で海外事業統括を担当、三菱自が重要市場としていたアセアン本部長も兼務していた。

多賀谷氏の社長退任で後任社長に昇格し、最高執行責任者(COO)、企業倫理担当役員、海外事業統括とともに、アセアン本部長も兼任していたが、今回アセアン本部長からは外れることになった。

同社は、経営再建のためには、アセアン、中国を重点市場と位置付けてきたが、益子氏はかねてから「自動車メーカーは米国で利益を稼ぐべき」と北米を重視している。

今回、アセアン本部長を外れることで、同社の経営再建がアジア重視から北米重視にシフトする可能性がある。

《レスポンス編集部》

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