【新聞ウォッチ】トヨタ、60歳定年退職者を原則再雇用へ

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【新聞ウォッチ】トヨタ、60歳定年退職者を原則再雇用へ
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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2005年2月16日付

●京都議定書きょう発効(読売・2面)

●大型スクーター競争過熱、需要見込み新型車(朝日・12面)

●アウディ、日本攻略の中核車、新型「A4」発売(朝日・12面)

●辞任の多賀谷前三菱自社長、北米三菱会長に(朝日・13面)

●歩けど歩けど広告、マツダ東京駅地下通路(産経・1面)

●定年退職者、トヨタ、原則再雇用、段階的に65歳まで(日経・1面)

●強調融資活用で、借入金を一本化、いすゞ3000億円調達(日経・1面)

ひとくちコメント

「団塊の世代」の大量退職が大きな社会問題となっているが、トヨタ自動車は60歳定年を迎えた社員を原則再雇用する新制度を2006年度にも導入するという。きょうの日経が1面トップで報じている。

記事によると、団塊世代の大量退職と少子化による労働力不足に備え、技能の伝承にもつなげる模様だ。

トヨタでは定期採用を抑制、工場労働者のうち、3割以上が期間工といういびつな雇用形態を続けている。定年退職者の再雇用はそうした是正にも効果があるとみられる。

《福田俊之》

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