スズキは、新型50ccスポーツバイク『GS50』を26日から発売すると発表した。販売目標は年間5000台。
GS50は、高回転までスムーズに回る新開発エンジンを搭載し、マニュアルクラッチのリターン式4段変速機構を採用した。燃料タンクやテールカウルなどに大型バイクのデザイン要素を取り入れ、大型バイクへステップアップする入門車として位置づけた。
新開発50ccエンジンを搭載し、最高出力5.0PS、高回転までスムーズに気持ちよく回る高出力エンジンを搭載した。シリンダーには放熱性と耐磨耗性に優れたスズキ独自の技術である高速めっきシリンダーを採用した。キャブレターにエアコントロールバルブを採用して、エンジンの始動性を向上した。
また変速機はマニュアルクラッチのリターン式4段変速機構を採用した。
軽量化を図り、乾燥重量69kgと軽量で取り回しの良い車体とした。さらに14インチの小径ホイールの採用などで、シート高を690mmに設定したほか、シートを長めに設計し厚さを工夫することで、ニーグリップ(腿と膝で車体をしっかりはさむ状態)しやすい車体とした。
車体デザインは張りのある角型デザインの大容量燃料タンクを採用して、大型バイクのイメージを演出した。緩やかに伸び上がる形状のシートカウルを採用し、全体のバランスを引き締めたほか、極太のサイレンサーを上方向に跳ね上げる形で取り付け、スポーティ感を高めている。
車体色は赤色、紫色 、黒色を設定した。
価格は20万8950円。