現金を騙し取ろうとした男、免許証は他人名義の本物

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埼玉県警は18日、他人になりすまして消費者金融から現金を騙し取ろうとしていたとして詐欺未遂容疑で逮捕・起訴された男が、免許証を紛失したと偽り、正規の手続きを使って他人名義の免許証発行を受けていたことを明らかにした。

警察では同日までにこの男を有印私文書偽造、同行使の容疑で追送検している。

埼玉県警・上尾署によると、有印私文書偽造、同行使の容疑で追送検されたのは、すでに別の詐欺未遂容疑で逮捕・起訴されている39歳の男。

この男は2004年11月5日、埼玉県春日部市内に在住する35歳男性の住民票を不正に入手し、同日に鴻巣市内にある埼玉県警運転免許センターを訪れた上、職員に「運転免許証を無くした」と虚偽の申告を行い、この男性名義の運転免許証を再発行させた疑いが持たれている。

男は入手した本物の運転免許証を使い、消費者金融の無人契約機を使ってローン契約を締結しようとしたが、消費者金融側が本人確認のために職場に電話を掛けたところ、なんと名義人の男性(本物)がこれに応対。消費者金融のコールセンターはそのまま警察に通報。男は駆けつけた警察官に詐欺未遂の現行犯で逮捕されていた。

その捜査の過程で、男が不正に免許証の再交付を受けていたことが発覚。免許センターの職員にも事情聴取したところ、原簿の写真との照合をほとんど行わないまま、本人と確認して交付していたことがわかった。

警察では18日付けで男を追送検したが、免許証の交付には警察が関わっていたことについては間違いなく、「今後は確認作業を今以上に徹底し、再発防止に努めたい」とコメントしている。

《石田真一》

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