2005年、ホンダレーシングの参戦体制発表

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
2005年、ホンダレーシングの参戦体制発表
2005年、ホンダレーシングの参戦体制発表 全 2 枚 拡大写真

26日、東京都内新高輪プリンスホテル・飛天の間において、2005年ホンダ・レーシング体制発表記者会見が開催された。

冒頭、挨拶に立ったホンダ代表取締役の福井威夫社長は、「ホンダの企業体としての進化をクルマに例えると、モータースポーツ、とりわけ頂点レースへのチャレンジは、エンジンに相当するのではないかと考えている」と表現した上で、二輪、四輪の各カテゴリーでの目標を語った。

そのうち四輪に関して、それぞれ次のような目標を掲げた。

昨年、コンストラクターズランキングで2位を獲得したものの、一度も表彰台の真ん中に立てなかったF1については、「チーム体制をより一層強化して、ワールドタイトルを獲得するためにB・A・Rに資本参加を行った。従来の技術面だけではなく、資金面、あるいはレースの視点でもチームを一体化して、ワールドタイトルを獲得する」。

参戦3年目となるインディカー・シリーズ(IRL)については、「昨年は16戦中14勝を挙げ、ドライバーズ、マニュファクチャラー、ルーキーオブ・ザ・イヤーの三冠を獲得した。今年もチャンピオンを維持していきたい」。

昨年はある意味で屈辱だったと言う国内レースについては、「ドライバーとチームのダブルタイトルをねらって、スーパーGT(旧JGTC)をはじめとしたさまざまなレースに積極的に参戦する。さらに日本のレースファン拡大のために、イベント活動に一層力を入れていく」。

また四輪レースの人材育成にも積極的に取り組む考えで、「昨年より間口を広げ、より参加しやすいプログラムとした鈴鹿レーシングスクールや、フォーミュラドリームなど、近い将来、国際的に活躍するドライバーを輩出するために、積極的に力を注いでいく」と語った。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  3. 日産の高級部門インフィニティ、3台の新型コンセプトカーを世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  5. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る