ガソリン高騰でトヨタ プリウス人気急上昇…8カ月待ち

エコカー 燃費
ガソリン高騰でトヨタ プリウス人気急上昇…8カ月待ち
ガソリン高騰でトヨタ プリウス人気急上昇…8カ月待ち 全 2 枚 拡大写真

昨年から続くガソリン価格の高値により、アメリカではトヨタ『プリウス』の人気に拍車がかかっている。一時、ディーラーでのプリウス納車待ちは平均で8カ月となり、現在も再度の生産能力の拡大にもかかわらず、トヨタの供給は需要に追いついていない。

【画像全2枚】

トヨタ、ホンダが相次いでハイブリッドを発表した当時、アメリカでは「ハイブリッドはニッチマーケットにすぎない」という説が主流で、ビッグ3は当初自社での開発に強い興味を示していなかった。

マーケットアナリストも、「ハイブリッドは全体の5%を超えることはない」と悲観的だったのだが、今やハイブリッドは自動車メーカーにとって無視できない存在になりつつある。

フォードはすでにハイブリッドバージョンの『エスケープ』を発表、追加モデルを準備中だし、GMはダイムラークライスラーとジョイントベンチャーで独自のハイブリッド開発を進めている。

ハイブリッドがコストに見合うだけのガソリン節約となっているのかを疑問視する声もあるが、カリフォルニアのようにハイブリッド車両に「優先レーンの走行」を認める州もあり、「環境に優しいクルマ」としてのハイブリッドのイメージは強い。

アカデミー賞授賞式でスターがプリウスに乗って登場したりと、ますますセレブ感を強めるハイブリッド、まだまだ販売ポテンシャルは高い。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. デザインを4割が評価、読者の感情:スズキ『クロスビー』改良新型…価格上昇に戸惑いも
  4. キアがついに日本初上陸へ!EVバンの導入に「未来感あっていい」「街の景色が変わるかも」など期待の声
  5. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る