【ミシュラン チャレンジ・ビバンダム リポート】その6 クルマがある限りタイヤは不滅なのだ…河村康彦

エコカー 燃費
【ミシュラン チャレンジ・ビバンダム リポート】その6 クルマがある限りタイヤは不滅なのだ…河村康彦
【ミシュラン チャレンジ・ビバンダム リポート】その6 クルマがある限りタイヤは不滅なのだ…河村康彦 全 4 枚 拡大写真

そうなのだ! ここにミシュランがこうしたイベントを主催する理由があるのだ! と遅まきながら気が付いた。

いかにエコカーの時代がやって来たとしても、「タイヤは決してなくならない」のだ。燃料電池車の時代になってエンジン屋さんがクビになったとしても(?)、電気自動車が普及をしてトランスミッションなるものが“過去の遺物”になってしまったとしても、どんなカタチであれ自動車が存在する限り『タイヤ』がなくなることは考えられない。

すなわち、タイヤメーカーにとって自動車というものが持続的に反映して行くことは、自らが生きて行くための大前提条件でもあるわけだ。もちろん、タイヤにもさまざまな性能面での進化が望まれるが、そのためにはどのようなカタチでもよいから、これからも『自動車』というものに反映をしてもらわなければならないのである。

ミシュランがこのイベントで掲げた「持続可能なモビリティ」というテーマ……それは、世の中の人々がこれからも自動車による恩恵を受けて行くためのテーマであると同時に、ミシュランが成長をして行くためのテーマでもあるといえる。

ムッシュ・ビバンダムの生誕100年を機に生まれた『チャレンジ・ビバンダム』のイベントは、もう一度人々に『自動車』のあり方を考えさせ、そしてミシュラン自らがこれからの100年を見据えるためのイベントなのだと最後になって気が付いた。

《河村康彦》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  3. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る