【横浜ゴム 新タイヤ S.drive発売】 転がり抵抗低減で燃費は伸びる?

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【横浜ゴム 新タイヤ S.drive発売】 転がり抵抗低減で燃費は伸びる?
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横浜ゴムからエコタイヤ、DNAブランドの新製品『DNA S.drive』(ディーエヌエー エスドライブ)が発売された。『DNA S.drive』の商品特徴のひとつに、転がり抵抗の低減という項目がある。転がり抵抗の低減とは、タイヤが回転する際に路面との摩擦抵抗などを少なくするもので、これにより燃費の向上や磨耗性能を高めることができるといわれている。

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『DNA S.drive』の取材会では、同じクルマに従来までのスポーツモデルとなる『DNA GP』と『DNA S.drive』を装着し、特設の坂道の上から惰性だけでクルマを転がすという実験が行なわれた。同じ重さのクルマを同じ条件で駆動力を使わず転がすことで、転がり抵抗の違いがわかるというものだ。

結果は『DNA GP』を装着したクルマが、約50m強、惰性で転がるのに対し、『DNA S.drive』を装着したクルマは、約60m強も惰性で転がっていた。今回の実車に装着した実験では20%近く惰性で走った距離が伸びたということになる。横浜ゴムの抵抗試験機による試験でも、約8.4%転がり抵抗が軽減されているという。

これだけ抵抗が減るとさすがに燃費もよくなるような気がするが、実際のところはどうなのだろうか。このタイヤを開発した、横浜ゴムPC設計部 渡部弘二さんに話を聞いた。

「転がり抵抗が燃費に及ぼす影響は、抵抗軽減分の10分の1から、8分の1といわれています。従って、今回のDNA GPとDNA S.driveの比較では、燃費は1%程度の向上が期待できます」と説明する。

実験では大きな差がついていたので、もう少し大きな上昇値を期待してしまったのだが、実際の燃費については約1%の向上となっているようだ。とはいえ、タイヤは長く使うもの。トータルで考えれば、『DNA S.drive』のほうがトクをすることは間違いない。

それよりも驚かされたのが、『DNA GP』と『DNA S.drive』の磨耗寿命の比較。『DNA S.drive』は『DNA GP』に比べ、33%も磨耗寿命が延びているのだ。これだけ差があれば、タイヤの交換時期には明らかに差が出るはず。タイヤが長持ちすれば、それだけ廃タイヤが出ずに、環境にも優しいというわけだ。スポーツタイヤを長持ちさせさせたいという人にも、『DNA S.drive』はいいだろう。(つづく)

《岡島裕二》

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