フォード・モーターは、米国サンフランシスコ市で、『エスケープ・ハイブリッド』をタクシー会社に10台納入し、運行を開始したと発表した。
サンフランシスコのギャビン・ニューサム市長は、市役所で開催されたイベントで「今回、サンフランシスコ市が全米初のハイブリッドSUVタクシーの導入都市になれたことは、大変光栄なことで、エスケープ・ハイブリッドを導入したことは、市の公共交通機関をよりクリーンで環境に優しいものにしていくための大きなステップとなる」と述べた。
エスケープ・ハイブリッドのタクシーは、イエローキャブ・コーポレーションが保有・使用する。同社は「エスケープは、高速走行時よりも市街地走行時のほうが燃費が良いため、市街地走行が中心のタクシー業務には最適なクルマ」として導入を決めた。
イエロー・キャブが使用する10台のエスケープ・ハイブリッドタクシーに加え、サンフランシスコに拠点を置くルクソール・キャブ・カンパニーも、今年初旬に5台のフォード・エスケープ・ハイブリッドタクシーを購入し、営業を開始している。