トヨタ、来期から連結業績予想を開示へ

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トヨタ自動車は4日、連結業績の当期予想を早期に開示するよう検討を進めていることを明らかにした。来年度(2006年3月期)から実現する見通しだ。

トヨタは00年3月期から連結業績主体の決算発表に移行したものの、業績予想については従来どおり単独決算のみにとどめてきた。為替動向などによって業績が大きく振れるためで、決算発表時には「今期の業績については、前期水準を確保できるよう努力したい」とコメントするのが恒例となっていた。

しかし、自動車メーカーでは同社だけが連結業績予想を開示しておらず、上場企業のなかでも極めて少数派となっている。アナリストやメディアからも不評で、個人などの投資家にも不親切な対応となっていた。

《池原照雄》

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