【三菱 ランサーエボリューションIX 詳報】空力を高めたエクステリア

自動車 ニューモデル 新型車
【三菱 ランサーエボリューションIX 詳報】空力を高めたエクステリア
【三菱 ランサーエボリューションIX 詳報】空力を高めたエクステリア 全 6 枚 拡大写真

3月3日に発売が開始された三菱『ランサーエボリューションIX』はエクステリアデザインも、『エボリューションVIII MR』に対して若干の変更が加えられている。フロントマスクは、グリル中央にあった三菱のエンブレムの台座がなくなり、シャープな印象になった。

【画像全6枚】

フロントバンパーも形状を変更。下部にはインタークーラーのパイプを冷却するために楕円形のエアダクトが開けられているのも特徴だ。

リヤバンパーも中央の下部はディフィーザー形状に変更され、ボディ下面の空気を整流する効果を高めている。なによりも、このリヤバンパー形状は、見た目にもレーシーな雰囲気が漂っていてスタイリッシュ。

ランサーエボリューションIXの開発をとりまとめた、三菱自動車商品企画本部 藤井啓史さんは「今回はエクステリアの変更に加えて、ディーラーオプションで用意した、フロントのエアダムエクステンションと、リヤスポイラーに装着するガーニーフラップにも注目していただきたいです」

「このふたつの空力パーツは一見地味ですが、高速域でクルマを浮き上がらせようとする風の動きを抑えるのに大変効果的です。価格は前後合わせて約5万円しますが、ぜひ両方セットでつけていただきたいパーツです」と語る。

今回の試乗ではショートコースということもあり、効果を体感するにはいたらなかったが、フロントの低いエアダムは欧州スポーツカーなどにはよく採用されるアイテムで、リヤスポイラーに装着するガーニーフラップは、モータースポーツの世界では当たり前のように使われている空力パーツだ。そんな細かいパーツでも、確実な効果が期待できるものであれば、オプションで用意しているところがランエボらしい。(つづく)

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. 日産が業績見通し修正、上期営業損失300億円…下期はサプライチェーンリスク想定
  5. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る