BMWジャパンは、アップル『iPod』『iPod mini』を『MINI』車載のステレオで楽しむための専用インターフェイスキットを、MINI正規ディーラーを通じて15日に発売する。希望小売価格は3万1500円、生産開始以降すべてのMINIに接続可能。
接続コネクターはグローブボックスへ設置する。専用のインターフェイスボックスを経由してカーオーディオとiPodとを接続し、カーオーディオで音声の再生とiPodの操作ができるようになる。
スキャン/ランダム再生や、10曲ごとのトラックスキップなどの選曲が可能。マルチファンクション・ステアリングホイールでも音量の調整や選曲ができる。
このインターフェイスは全曲再生のほかに、専用にカスタマイズされた5つのプレイリストを再生する機能がある。このリストにジャンル別やお気に入りの曲を設定しておくと選曲の時間を短縮できる。
このインターフェイスキットでは、DOCKコネクターを備えた第3世代および第4世代のiPod(ファームウェアバージョン2.2以降)、iPod mini(ファームウェアバージョン1.1以降)が接続できる。iPod shuffleなどは適合しない。
iPodのトップリスト、スマートプレリストや「On-the-Go」プレイリスト、パーティーシャッフルなどの機能は使用できない。また、アーティストおよびトラックに関する情報の表示やアーティスト、曲名、アルバム名、ジャンル別のトラックサーチはできない。
またこのインターフェイスキットは、既存のCDオートチェンジャーと同時に接続することはできない。
BMWジャパンはMINI用と同時に、BMW車載オーディオとのインターフェイスキットも発売する。機能はMINI用と同じ。