ケンウッド、カーナビの開発体制を強化

自動車 ビジネス 企業動向

ケンウッドは、4月1日付けで組織変更を実施すると発表した。

今回の組織改正では、市場で急速に進展するマルチメディア化、音楽メディアの革新、カーエレクトロニクスとホームエレクトロニクスのシームレス化などを新たなビジネスチャンスととらえて、コンシューマビジネスセクタの再編成を行う。

それとともに、「ものづくり」にこだわって、企画から設計、生産までの一貫した技術開発・商品化体制を構築するのが狙い。

市場評価の高い、高品質でコスト競争力に優れた製品をスピーディに商品化する事業運営体制を確立するとしている。

カーマルチメディアグループをカーエレクトロニクス市販事業部から独立させて、カーナビの開発力を強化する。カーエレクトロニクス事業部はカーオーディオ事業に専念し、高付加価値商品の開発や新興市場開拓に力を入れる。

カーエレクトロニクス、ホームエレクトロニクス、コミニケーションズの各事業を横断する組織バリュー・クリエーション・ディビジョンも新設、AV技術と最先端のデジタル技術、IT/ネットワーク技術を融合した新しいビジネスの開拓を目指す。

また、ものづくりを重視、生産革新推進本部と生産革新プロジェクトを発展的に解消し、全生産拠点の統括、生産技術などを推進する「生産統括部」を新設する。

《レスポンス編集部》

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