【ボルボ ウインター・チャレンジリポート】その1 極寒最果ての地でボルボの確かさを知る

自動車 ニューモデル 新型車
【ボルボ ウインター・チャレンジリポート】その1 極寒最果ての地でボルボの確かさを知る
【ボルボ ウインター・チャレンジリポート】その1 極寒最果ての地でボルボの確かさを知る 全 3 枚 拡大写真

スウェーデン生まれのボルボというメーカーは、毎年のように、厳寒のタフなコンディションの中で文字通りの“極地取材会”を開催する。今年のベース基地が置かれたのは、世界最北の国といえるフィンランドの中でも「もっとも北に位置する空港がその最寄り」というイバロという街。『街』とはいってもその人口はわずかに5000人ほどというから、その賑やかさのほどは推して知るべしだ。

【画像全3枚】

実際、そこを南北に貫く国道を走っていても、あらかじめ知らないとそこが“街”だとは気が付かずに通り過ぎてしまうくらい。何しろ、あるのは数件のスーパーマーケットに銀行と郵便局、そして2軒のガソリンスタンド程度という具合。時間にして2〜3分あれば楽に通過してしまえるのだから、その「寂しさ」たるやまさに“最果ての地”と呼ぶにふさしい状況なのである。

そんなイバロの“中心街”から東に向かうと、1時間ちょっとでロシアとの国境(!)に突き当たる。が、今回の『ウインター・チャレンジ』と名付けられたイベントでのメインディッシュは、そこに至る途中に位置する“メーランアーパ”のテストコース。テストワールド社という企業が所有をするここは、30ヘクタールという広大な自然の中に大小さまざまな30を超えるコースが用意をされている、同種の冬季テスト用設備の中でも世界屈指の規模のもの。最新のボルボAWDを用いてそのポテンシャルのほどをここで存分に体験してもらおう! というのが、本社スタッフが用意をしてくれたプログラムというわけだ。(つづく)

《河村康彦》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. 日産ブースはマンガ文化に着想、主役は『エルグランド』新型…ジャパンモビリティショー2025
  4. スバル『REX』、初の1.0Lターボエンジン搭載…新登場の4WDモデルは218万7900円から
  5. トヨタ『C-HR』、「GRスポーツ」に1.8Lハイブリッド追加…欧州2026年モデル
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る