【ボルボ ウインター・チャレンジリポート】その1 極寒最果ての地でボルボの確かさを知る

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【ボルボ ウインター・チャレンジリポート】その1 極寒最果ての地でボルボの確かさを知る
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スウェーデン生まれのボルボというメーカーは、毎年のように、厳寒のタフなコンディションの中で文字通りの“極地取材会”を開催する。今年のベース基地が置かれたのは、世界最北の国といえるフィンランドの中でも「もっとも北に位置する空港がその最寄り」というイバロという街。『街』とはいってもその人口はわずかに5000人ほどというから、その賑やかさのほどは推して知るべしだ。

実際、そこを南北に貫く国道を走っていても、あらかじめ知らないとそこが“街”だとは気が付かずに通り過ぎてしまうくらい。何しろ、あるのは数件のスーパーマーケットに銀行と郵便局、そして2軒のガソリンスタンド程度という具合。時間にして2〜3分あれば楽に通過してしまえるのだから、その「寂しさ」たるやまさに“最果ての地”と呼ぶにふさしい状況なのである。

そんなイバロの“中心街”から東に向かうと、1時間ちょっとでロシアとの国境(!)に突き当たる。が、今回の『ウインター・チャレンジ』と名付けられたイベントでのメインディッシュは、そこに至る途中に位置する“メーランアーパ”のテストコース。テストワールド社という企業が所有をするここは、30ヘクタールという広大な自然の中に大小さまざまな30を超えるコースが用意をされている、同種の冬季テスト用設備の中でも世界屈指の規模のもの。最新のボルボAWDを用いてそのポテンシャルのほどをここで存分に体験してもらおう! というのが、本社スタッフが用意をしてくれたプログラムというわけだ。(つづく)

《河村康彦》

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