英国ロンドンのアレキサンドラ・パレスにて、19日、20日の両日、毎年恒例のクラッシックカーの展示会「Classic Cars Live 2005」(クラシックカーズライブ)が開催された。
今年の目玉は、2002年から2004年にかけて399台のみ作られたフェラーリ『エンツォ・フェラーリ』の展示。
いまはまだクラッシックカーと呼ぶには早いものの、将来クラッシックカーの仲間入りをすることが確実なクルマを集めた“Future Classic”というコーナーで展示された。
ここで展示されていたエンツォは、ロックバンド、ピンク・フロイドのドラマー、ニック・メイソンが所有するもの。滅多に見られないクルマのために関心も高かった。もう1台は、高級車ディーラーによる展示で、こちらも写真を撮る来場者が後をたたなかった。
エンツォは、6.0リットルのV12エンジンを搭載、最高出力は660hp。0-100Km/h加速は3.7秒で、最高速度は350Km/h以上。1台50万ポンド(1億円)で販売されたが、将来いくらの値段がつくのかは、誰にもわからない。